NHK たべもの一直線

昼間にテレビをザッピング。

あらま、黒糖を煮詰めている場面にぶちあたった。

NHK 産地!たべもの一直線  という番組。
TVをあまり見ないし番組表も読まないので、
たまたま付けたテレビで黒糖を取材しており、ラッキーな気分に!

種子島の持田光広さんが采配を振るう黒糖つくりの一日をレポート。

砂糖小屋と呼ばれる広い工場のまんなかに細長い浴槽のような釜が3つ連なり、まるで
公園にある滝のよう。

一番釜で絞り汁を煮立て生石灰で按配をつけたあと、二番釜へ流しこみさらに煮詰める。
生石灰をいれると、緑色だった絞り汁がすこし茶色くなる。

二番釜ではさらに沸騰させるため、細かい泡が立つが、その泡の動きを見極める。
もじょもじょ動いていた泡が、落ち着く瞬間がある。

その後、三番釜へ移して男二人が絶え間なくこげないようにかき混ぜる。
飴になってきた絞り汁を幾度も確かめる。
ここだ!というときに一気に汲み上げて、おおきな鍋へいくつかへ分散させる。

その鍋に移したもはやペースト状の茶色い砂糖をかき混ぜつづける。
固まってきたら、鍋からすくって、取り板の上へ細長く流して固める。

ここで、レポーターのお兄さんが味見。。。いいな!いいな!

こういうシンプルな工程の食べ物ほど、出来上がりに差が大きくでてしまう。

今年の冬には徳之島にいけるかしら?いけたら私も出来上がりが食べたいな。。。

純黒糖は開封後、要冷蔵です! という。
ほんとに、 砂糖、 と言うよりも、サトウキビジャムって思ったほうが良いんでしょうね。

Speed Baking 黒糖と黒い芥子の実 

秋っぽくなってきました。。。

日曜の朝、公園を散歩して肌寒いけれど気持ちよくお腹が減り、スピードBAKING.
40分で焼成まで、となぜか目標を決めてシャカシャカつくったのは、

黒糖と、黒いケシの実のケーキ。

今年まで近所にあった美味しいパン屋さん、親の介護で田舎へ帰ってしまい閉じてしまいました。
そこにあったモーンプルンダー(黒ケシの実のはいったデニッシュ)、おいしかったな〜。

卵とバター(頂いた高級?そうなおフランス発酵有塩バター) と、
徳之島の黒糖、 黒いケシの実、 うどん粉、ライ麦粉、フツーの小麦粉、

おいしいな〜

秋の夜長に、ラム酒とか、hot wine とも良く合うはず!

晩夏の朝 大岡昇平 成城便りを読む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋だなぁ。。。。

早起きしちゃったので、PCを開いていじってたら数年前のさんまと松茸の写真をみつけて小躍り。
朝から写真ながめて、過去をなつかしむのはどうかと思い、読書することにした。

こないだ借りた、大岡昇平の 成城だより を。

こないだの”野火”のスピリットは所々に書きながら、なんともオシャレな日常っぷり。大岡昇平、この頃70代。

成城のあたりをぶらつくだけだが、はやりのニットタイを購入した、とか。今年は
細いタイがはやっていて、昔を思い出させる。とか。書いてあるんですよ。

ふーん青学中から成城高校へいったのか〜。
学校で人をみるわけじゃないけど、一気に親しみを覚えてしまった。
だって、野火 を読んで、違うイメージを抱いてましたから。ハードな感じの人物像から
キレイ目なイメージに。。。

ほぼ毎日の記録を書いているだけなのに面白いとはさすが作家。考えている事や交友関係、
風景の描写がうまくて、大岡昇平が主人公のTVドラマ見てるみたいに頭に映像が浮かぶ。

坂本龍一がYellowMagicデビューした当時のことも書いてあって、坂本龍一のお父さんが編集関係の方で大岡昇平と知り合いだったそう。早速音楽を聞いて感動してお父さんに電話したんだって。

この成城だより を読んでると、とにかく大岡さん、読む量や調べ物の量がはんぱない。
そのなかで私もすぐ読めて面白そうってのが、 ハリィ・ケメルマン著 ユダヤのラビが探偵になっているミステリーシリーズ。

タイトルが曜日ごとになってるんだって。

”金曜日にラビは寝過ごした” とか ”木曜日ラビは外出した”とか。

やっぱり刺激をうまく吸収して、発信できる人はすごいなぁ〜と朝から
にわか大岡昇平ファンとなってしまった。
(さっそく図書館へ大岡昇平が読んでた本を予約!書庫にあるそうで取り寄せしてくれる。
坂本龍一のCDも借りちゃった。)

あとは、大岡さんも日記に書いてる無垢(イノセント)とはなにか?っていうのを考えてみなきゃ。
友達でロココ調建築を研究してた人が innocente(イノセント)とはどーのこーの言ってたのを
思い出したんだけど、結局よく聞かなかったせいで分からずじまい。

夏バテ脳、作家の日常に刺激されてお利口になってちょうだい!
今年は松茸はないけれど、さんまのDHAは補給しますぞ!

黒糖と過ごす時間

奄美徳之島の血をひいたせいか 家にいつも黒糖があります。

かじっているとのんびりリラックス。

かじりながら過去の事、モノ、思い出します。そんな時間に、ブログを書くことになりました。

この素敵な黒い甘い、ごつごつした砂糖をなめる。

東京にいても、外国にいても、脳に柔らかいエネルギーを与えてくれます。そうして、いろんなモノを見つけさせてくれます。

まずは、徳之島産黒糖をつかったお菓子のレシピを考えてみよう。
これをテーマとして、黒いお菓子というカテゴリーを設けました。

あとは黒糖ばっかり食べてるわけにもいかないので、
その他のカテゴリーとして


プラスαのアルファ料理
おきもの飾るもの

この3つをカテゴリーに加えました。

イタリアに住んでて暇な時期にブログをやった事があるのですが、
イタリア在住のいろんな人とつながって楽しい情報を得ることができたり、
思わぬ反響があったりで、
ブログというのは面白いツールだと思いました。

忙しくて辞めてしまったけれど、今また時間が出来たので、
また楽しませてもらうべくブログを書き始めました。

よろしくお願いします。

EBONY SUGAR CAT

ビーチボールクッキー

スノーボールという有名なクッキーがあります。
アーモンドたっぷりのまんまるクッキーです。食べると厚めにまぶしてある
真っ白な粉砂糖がほろりと崩れて溶けてほんとに粉雪を連想させてくれる素敵なクッキーです。

えぼねこは、スノーボールの中身クッキーに粉黒糖をまぶしてみよう、とやってみました。
まるで砂浜にころがっているビーチボールのようなたたずまいです。黒糖粉末の南国の香りも手伝って、夏を連想してしまいます。
食感も、粉末黒糖の不揃いな粒が砂のよう。口ですっと溶ける部分と残る部分。両方あります。

気楽そうにぷかぷか浮かぶ浮き輪おじさんキャンドルは10年前にカナダで買ってもらったもの。ずーっと使えず、今日は満を持して登場です。

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