EBONEKO cocoa biscotti

エボネコはEBONY SUGAR CATの略です。
黒猫と黒砂糖、というふたつの大好きなものを詰め込んだ創作名です。

このクッキーレシピは、イタリアのもの。
イタリア人が“朝ご飯やおやつにつまむココアクッキー”を参考に作りました。
さらっとした歯ごたえで飽きません。
クーベルチュールチョコレートを少し加えることでインパクトを。

レシピ

材料
薄力粉 200g
コーンスターチ 20g
バター 65g
黒糖粉末(もしくは粉砂糖)80g
クーベルチュールチョコレート カカオ64%以上 20g
ココア 20g
牛乳 40g
ベーキングパウダー 3g
塩 ひとつまみ 1g

作り方

*チョコレートは湯煎にかけてとかしておく。
*粉類は合わせてふるう。(薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダー)
*牛乳と塩をあわせて塩をとかしておく。
*オーブンは180℃予熱する。

1、バター、砂糖を混ぜてクリーム状にする。空気を含ませるように混ぜる。
2、ココアと湯煎で溶けているチョコレートを加えて、なめらかにツヤが出るまで混ぜる。
3、牛乳+塩を加えて混ぜ、粉類を入れる。
4、すごくまとまりやすい生地なので、台の上でまとめたらあまりいじらずに
8ミリの厚さに伸ばして、型で抜く。
オーブン180℃で 10−15分焼く。

 

有機珈琲豆とヘーゼルナッツのサブレ

このクッキーは、つくった生地を冷蔵庫で寝かせて、それから焼きます。
焼いてからも、バターとナッツがなじみあって美味しさが上昇します。
日持ちも1ヶ月は大丈夫なので、沢山焼いてタッパーに詰め込みます。

レシピ 

材料

ヘーゼルナッツ カップ1杯
薄力粉 280グラム
塩 1グラム
無塩バター 150グラム
砂糖(島ザラメを使用,グラニュー糖でも可)140グラム

有機珈琲豆 50粒
珈琲粉 20グラム(ミディアムローストの挽きたてのもの)
バニラビーンズ 1/4サヤ分 もしくは バニラエッセンス 小さじ1

作り方

1、ヘーゼルナッツと砂糖をフードプロセッサーに入れて、細かく粉になるまで挽く。
2、薄力粉、塩も加えてフードプロセッサーを回す。
3、珈琲粉、バニラも入れて、さらに回す、回す。
4、バターを冷たいまま入れて、また回す。そぼろ状になってくる。しつこく回すと団子状になってくる。
5、ボールにあけて、手でささっとこねてひとまとめにする。
6、2等分して、ラップの上で棒状にする。のり巻きを巻くようにラップを使って、2本を成形する。
切った時の形を考えて、丸でも四角でも。直径5センチくらいにするといい。
7、3時間以上、できらば一晩冷蔵庫でねかせてあげる。
8、オーブンを180度に熱する。
8、8ミリの暑さに切って、上に珈琲豆をのせる。天板に2センチほど隙間をあけてならべて、
15分〜17分焼く。エッジと裏面がこんがりしてればOK。

 

*えぼねこの持つフードプロッセッサーの容量はとても小さいので、
すべての工程において材料を3等分しながら混ぜました。

チョコレート夏みかんチーズケーキ

さて、おたよりはありますか?

先日作った夏みかんのジャム(イタリア修道院のレシピ)を使って、
チーズケーキを作りました。
底に敷いてあるのは、チョコホリックカントゥッチ。
カントゥッチを作る時に出る大量の切れ端を使いたくて作りました。

マスカルポーネとチョコの間に、夏みかんジャムとプルーンを敷くと、
チーズの軽さとチョコの重さのバランスが中和されると思い挑戦。
ただ、マスカルポーネだととても軽いチーズケーキになってしまい、
底のチーズとフルーツの味の濃さに負けてしまいました。
ぱくぱく食べるおつまみ的なお菓子になってしまい、
思い描いていた感じと違ってしまいました。

やっぱり、濃厚なクリームチーズ+カマンベールで作ればよかった。
ただ、チーズのお値段が高いのよねぇ〜。

徳之島の新じゃが、永平寺精進料理風

徳之島から届いた新じゃが。

昨晩から梅酢に漬けて、浅漬けに。みずみずしい芋の食感と梅の酸味に箸がすすみます。
シャキシャキです。

今朝は早朝6:00におかゆを炊き上げ、この浅漬けと、山形名物“だし”と一緒に食べました。
だし、は市販品。キュウリが出回ったら自分でつくってみよう。

各家庭でだし、の作り方違うそうです。

山形出身の人にリサーチして美味しいレシピを教えてもらわなきゃ!

レシピ 新じゃがの浅漬け

材料

新じゃが 3−4個
三つ葉 一把
梅酢 適宜
塩、しょうゆ 少量

 

作り方

1、新じゃがは皮をむいて、薄切りにする。水にさらしておく。
20分ごとくらいに水を取り替えて一時間ほど水にさらしてあくを抜いておく。
2、鍋に湯をわかして、塩をすこしいれて新じゃがの薄切りを30秒ゆでる。
茹でたらすぐに冷たい水にさらす。
3、三つ葉もさっと茹でて2センチに切っておく。
4、梅酢に塩、醤油をいれて新じゃが、みつばを入れておく。
重しをした方がよさそうだけど、簡単にタッパーにいれておいただけでもできました。

*梅酢がなかったので、梅塩(梅酢を煮詰めた塩)を使いました。味醂も少しいれたりして。

 

Fossier-champagne cookies

fossier cookies

これも、紀伊国屋で買いました。綺麗な箱。買いたくなりますよね。
これは、シャンパンを使ったサブレ。買いたくなりますよ!
シャンパンというか白ブドウの匂い、爽やか。
コルクの形をしていて、見ていて心踊るサブレですね。

明日は、わたしもクッキー試作品2種類つくります。
多分、コーヒーとヘーゼルナッツのサブレ、
あとひとつはまたイタリアの朝食によく食べられているクッキーをまねて
作ります。

 

 

Speculaas cookies

golden classics

紀伊国屋、大好きです。時間があればぶらぶらして、食材やお菓子なんかを手に取ってしまいます。
日常のものを紀伊国屋で買う事は、これからも残念ながらなさそうですが、
お楽しみで珍しいものをちょくちょく仕入れにいきます。
今日は流行のスペキュロスクッキーを。

スパイスが甘さをひきたてる。スペキュロスクッキー専門の店にも行きたいなあ。
手に手をとりあって。

 

 

Vento de Ludo 新しいパンやさん

亜麻仁バゲット

すれ違う人たちがもつこの青い袋。

きょうは新しいパン屋さんの開業日。

やじ馬、してきましたよ。並んでいたけど、前にいたおじさま、後ろにいたおばさま、お店の方とお喋りしながら楽しく待ちました。

ここの制作指導というludoさんも出て来て、マドレーヌをくれました。

職人さんたちは渡仏したりと、準備をかさねての開店、

ポンパドールと資本が同じなんですって、製法などは違うそうです。など教えてもらいました。

パンドエピス、スパイスがほんのりのパン

亜麻仁のバゲット(ごま、ひまわりの種もたくさんはいってました)

焼きたてで美味しいうちに。歯ごたえもたのしめて、粉がすっと口の中で消えるようでした。

もうすこし落ち着けば普通のバゲットも売り切れないかな?そしたら食べてみたいです。

初日でも、熟練ぽいスタッフが何人もいておだやかでした。

徳之島の新じゃが

新じゃがとムスカリ

春になると出回る、新じゃが。
スーパーオオゼキでは風ふきさらす外に年中陳列され格安!などと、
とかく軽く扱われがちな、じゃがいもですが、この時期は違います。

いままで無言でカゴに放り投げられていたジャガ君たちですが、
“あら、新ジャガ君♥どうやって食べようかしら♥”
などとマダム達に声をかけられるようになるのです。
なんでも若いほうがいいっていう文化はよろしくない。。。
なんて怨念にも似た感情がよぎりますが、まあまあ落ち着いて。

新じゃがの産地をみると、鹿児島県産、が多いのにお気づきになったでしょうか?
この鹿児島県産と書いてあるものは、ほとんどが徳之島からの出荷なのです。
南の島の新じゃがです。
暖かい島の気候では、本州に先駆けて農作物が早く育ちます。

我が家では、父の幼なじみからどっさり届きました。
ルクルーゼで蒸してホクホクのところを粗くつぶして
わさび菜、ツナ、オリーブオイル、塩こしょうで和えて、ポテトサラダに!

明日は、永平寺の精進料理レシピ本でみつけた、新じゃがと枝豆の浅漬けにしよう!

伊豆夏みかんのジャム ver.イタリアの古典レシピで苦みをとる

夏みかんジャム2

さて、またまた伊豆夏みかんジャム。
なぜなら、まだ夏みかんがゴロゴロ家の中に転がっているから。

今日は、素直にレシピに従って作ろう。

Marmellata di arance amare (苦いオレンジのジャム)というレシピがぴったりな、
甘くない夏みかん達。

イタリアの古典的レシピ、とあります。苦いオレンジをジャムにする、という
目的で作り出されたレシピ。これに従って作ります!

材料

5個 夏みかん(もしくは甘くない柑橘類)
うちの夏みかんは一個350グラムほどだったので重さにすると、1800グラムくらい。
1キロ 砂糖(えぼねこは黒砂糖と島ザラメをまぜました。)
適量の水

作り方

夏みかんを良く洗う。皮がけっこう汚いんです。
大きな鍋にいれて水をひたひたにいれる。そのまま火にかけて柔らかくなるまで煮る。

水を捨てて、ミカンの表面にフォークなんかで10−20カ所刺して穴をあける。
また大きな鍋にいれて、新しい水をそそぐ。

そのまま一晩おいて、朝になったらまた水を替える。これを3日ほどくりかえす。
4日目に水をすてて、ミカンの皮を向いて皮を千切りする。中身もたねを取り除いてしぼりだす。
皮の千切りと中身ジュースを鍋にいれて合わせて、砂糖を加える。
中火ー弱火で気をつけながら煮詰めてゆく。
だんだん皮が透明になってつやつやしてきたら火を止める。

熱いうちに瓶詰めをする。 

と その前に、えぼねこはついついスコッチウイスキーをいれてしまいました。
レシピに書いてないよ!!

砂糖が少なめ(ミカンにたいして半分強の量)だからか、爽やかで美味しい。
皮の苦みもすっかりぬけています!水にさらすのが良いんでしょうね。

伊豆夏みかんのジャム 修道院のレシピ

libro marmellata e conserve fatte in casa

この本は、保存食づくりの参考書。

夏のものを保存食にして冬をすごすための、古くからのレシピとその秘密がぎっしり。

修道院に伝わるオレンジジャムのレシピ、というページを参考に、
伊豆の夏みかんを加工しました。

レシピーイタリア修道院のマーマレード

材料

1キロ オレンジ(柑橘類。えぼねこは夏みかんを)
1キロ 砂糖(えぼねこは黒糖と島ザラメをまぜてみました)
コップ2杯の水 (えぼねこは、水のかわりに白ワインを使いました)

作り方

オレンジの皮をむく。向いた皮を鍋にいれて水でひたひたにする。
そのまま火にかけて沸騰させてから20分煮る。
水を捨てて、鍋に新しくヤカンなどで沸騰させておいたお湯をそそいで、さらに10分煮る。

皮を煮ている間に、中身をだす。(薄皮と白いひげをすべて取り除く。種もとりのぞく。)
ちがう小鍋に砂糖1キロとコップ2杯の水をいれ火にかけて砂糖を溶かす。
オレンジの皮が煮えたら、煮た湯は捨てて、皮を千切りに切る。

千切りに切ったものを大きな鍋にいれて、小鍋につくった砂糖水を一緒にいれる。
そこから弱火で煮詰めてゆく。ジャムっぽいとろみが付いて来たら、火をとめて熱いうちに
保存容器へ入れる。

えぼねこは白ワインで砂糖を溶かし、さらにバニラビーンズ加えて煮詰めました。
さらに最後にカルバドスを少々いれてフルーティーにしました。

 

夏みかんの皮 水につける 水につけて苦みをとる。さらに透明になるまで煮ているところ。

ムッキーちゃんってご存知ですか?85歳の友人に貰いました。皮むきらくちん。

皮むきがムッキーちゃんのおかげで終わったところ。

砂糖と水(ここは白ワインをいれてみましたが)でシロップをつくる

ざっくりジャムになりそうな切り方だな。。。

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