イタリアの焼菓子といえば、通称ビスコッティ。写真の焼菓子の本名はカントゥッチです。
ビスコッティというと焼菓子全般をさすコトバにもなります。
BISCOTTI と書きますが、BISはダブルでとか2回という意味をもつコトバ。そこへCOTTO、焼いた、という意味をもつコトバをくっつけてBISCOTTI。つまり2回焼いたもの。ということです。
イタリアでは全てのクッキーが2回焼かれているわけではありませんが、イタリア語でクッキーはBISCOTTIと呼ばれています。写真のものはビスコッティではあるが、カントゥッチである。というのが本当の所です。
えぼねこは、イタリアの素朴な焼菓子をかじりながら、素朴な徳之島の黒糖でつくりたいなあと考えました。
イタリアの家庭の味。にぎやかで、人が集まるところにあるお菓子。
徳之島の黒糖。太陽と南国の雨で育った逞しいサトウキビの蜜。
組み合わせると、うきうきしながら食べれて、ついもうひとつと手を伸ばしてしまうビスコッティになります。軽い口当たりの徳之島産黒糖の甘さは、日常に溶け込むイタリア菓子とすんなりなじみました。
徳之島黒糖 でつくるイタリア菓子をテーマにレシピ研究をしています。