Vento de Ludo 新しいパンやさん

亜麻仁バゲット

すれ違う人たちがもつこの青い袋。

きょうは新しいパン屋さんの開業日。

やじ馬、してきましたよ。並んでいたけど、前にいたおじさま、後ろにいたおばさま、お店の方とお喋りしながら楽しく待ちました。

ここの制作指導というludoさんも出て来て、マドレーヌをくれました。

職人さんたちは渡仏したりと、準備をかさねての開店、

ポンパドールと資本が同じなんですって、製法などは違うそうです。など教えてもらいました。

パンドエピス、スパイスがほんのりのパン

亜麻仁のバゲット(ごま、ひまわりの種もたくさんはいってました)

焼きたてで美味しいうちに。歯ごたえもたのしめて、粉がすっと口の中で消えるようでした。

もうすこし落ち着けば普通のバゲットも売り切れないかな?そしたら食べてみたいです。

初日でも、熟練ぽいスタッフが何人もいておだやかでした。

徳之島の新じゃが

新じゃがとムスカリ

春になると出回る、新じゃが。
スーパーオオゼキでは風ふきさらす外に年中陳列され格安!などと、
とかく軽く扱われがちな、じゃがいもですが、この時期は違います。

いままで無言でカゴに放り投げられていたジャガ君たちですが、
“あら、新ジャガ君♥どうやって食べようかしら♥”
などとマダム達に声をかけられるようになるのです。
なんでも若いほうがいいっていう文化はよろしくない。。。
なんて怨念にも似た感情がよぎりますが、まあまあ落ち着いて。

新じゃがの産地をみると、鹿児島県産、が多いのにお気づきになったでしょうか?
この鹿児島県産と書いてあるものは、ほとんどが徳之島からの出荷なのです。
南の島の新じゃがです。
暖かい島の気候では、本州に先駆けて農作物が早く育ちます。

我が家では、父の幼なじみからどっさり届きました。
ルクルーゼで蒸してホクホクのところを粗くつぶして
わさび菜、ツナ、オリーブオイル、塩こしょうで和えて、ポテトサラダに!

明日は、永平寺の精進料理レシピ本でみつけた、新じゃがと枝豆の浅漬けにしよう!

伊豆夏みかんのジャム ver.イタリアの古典レシピで苦みをとる

夏みかんジャム2

さて、またまた伊豆夏みかんジャム。
なぜなら、まだ夏みかんがゴロゴロ家の中に転がっているから。

今日は、素直にレシピに従って作ろう。

Marmellata di arance amare (苦いオレンジのジャム)というレシピがぴったりな、
甘くない夏みかん達。

イタリアの古典的レシピ、とあります。苦いオレンジをジャムにする、という
目的で作り出されたレシピ。これに従って作ります!

材料

5個 夏みかん(もしくは甘くない柑橘類)
うちの夏みかんは一個350グラムほどだったので重さにすると、1800グラムくらい。
1キロ 砂糖(えぼねこは黒砂糖と島ザラメをまぜました。)
適量の水

作り方

夏みかんを良く洗う。皮がけっこう汚いんです。
大きな鍋にいれて水をひたひたにいれる。そのまま火にかけて柔らかくなるまで煮る。

水を捨てて、ミカンの表面にフォークなんかで10−20カ所刺して穴をあける。
また大きな鍋にいれて、新しい水をそそぐ。

そのまま一晩おいて、朝になったらまた水を替える。これを3日ほどくりかえす。
4日目に水をすてて、ミカンの皮を向いて皮を千切りする。中身もたねを取り除いてしぼりだす。
皮の千切りと中身ジュースを鍋にいれて合わせて、砂糖を加える。
中火ー弱火で気をつけながら煮詰めてゆく。
だんだん皮が透明になってつやつやしてきたら火を止める。

熱いうちに瓶詰めをする。 

と その前に、えぼねこはついついスコッチウイスキーをいれてしまいました。
レシピに書いてないよ!!

砂糖が少なめ(ミカンにたいして半分強の量)だからか、爽やかで美味しい。
皮の苦みもすっかりぬけています!水にさらすのが良いんでしょうね。

伊豆夏みかんのジャム 修道院のレシピ

libro marmellata e conserve fatte in casa

この本は、保存食づくりの参考書。

夏のものを保存食にして冬をすごすための、古くからのレシピとその秘密がぎっしり。

修道院に伝わるオレンジジャムのレシピ、というページを参考に、
伊豆の夏みかんを加工しました。

レシピーイタリア修道院のマーマレード

材料

1キロ オレンジ(柑橘類。えぼねこは夏みかんを)
1キロ 砂糖(えぼねこは黒糖と島ザラメをまぜてみました)
コップ2杯の水 (えぼねこは、水のかわりに白ワインを使いました)

作り方

オレンジの皮をむく。向いた皮を鍋にいれて水でひたひたにする。
そのまま火にかけて沸騰させてから20分煮る。
水を捨てて、鍋に新しくヤカンなどで沸騰させておいたお湯をそそいで、さらに10分煮る。

皮を煮ている間に、中身をだす。(薄皮と白いひげをすべて取り除く。種もとりのぞく。)
ちがう小鍋に砂糖1キロとコップ2杯の水をいれ火にかけて砂糖を溶かす。
オレンジの皮が煮えたら、煮た湯は捨てて、皮を千切りに切る。

千切りに切ったものを大きな鍋にいれて、小鍋につくった砂糖水を一緒にいれる。
そこから弱火で煮詰めてゆく。ジャムっぽいとろみが付いて来たら、火をとめて熱いうちに
保存容器へ入れる。

えぼねこは白ワインで砂糖を溶かし、さらにバニラビーンズ加えて煮詰めました。
さらに最後にカルバドスを少々いれてフルーティーにしました。

 

夏みかんの皮 水につける 水につけて苦みをとる。さらに透明になるまで煮ているところ。

ムッキーちゃんってご存知ですか?85歳の友人に貰いました。皮むきらくちん。

皮むきがムッキーちゃんのおかげで終わったところ。

砂糖と水(ここは白ワインをいれてみましたが)でシロップをつくる

ざっくりジャムになりそうな切り方だな。。。

たらこパスタ 

休日の昼ご飯。
たらこパスタを久しぶりに食べました。もう初夏の様です。
友達が作ってくれました!

グランパの伊豆夏みかんジャム

伊豆の夏みかんうちのグランパさんは毎年、ジャムをつくります。

1年に1種類だけ、伊豆でとれた夏みかんのジャムを作ります。

夏みかんって冬、2月とか3月に収穫するんですよ。グランパさんは
その収穫時に伊豆に行って1週間かけてジャムをつくります。
というと
ジャムをつくりに伊豆に行ってるみたいだけど、実際は片手間に野球中継を聞きながら
作っています。相当なドラゴンズです。

しかし、このジャムが美味しいのです。几帳面な彼の性格を表して、すべての
工程に狂いはありません。アクはぜったいにのこさない。
夏みかんの皮を刻むときもミクロンの薄さで。それがグランパさんのジャムの
上品な口当たりを実現しているのでしょう。

この秘伝レシピ、もちろん頂いております。
毎年、東京に伊豆夏みかんを持って帰って練習しています。

ラムいちじくケーキ fichi al rum

BLUE BIRD porta una torta di fichi al rum青い鳥が隠しているのは。。。ラムいちじくケーキ!

Uccellino azzuro

ケーキというか、パウンドケーキ。

うどんを打とうと思って買ってあった群馬地粉(中力粉)をつかって作りました。

食感がざらっとなって、甘さが控えめだけど食べごたえがあります。
ドライいちじくをラム酒とメープルシロップで下茹でしてやわらかく。

 材料

・群馬地粉(うどん打ち用)100g
・バター100g(
3時間前に冷蔵から出してできるかぎり暖かい場所へ(冬)

夏は1時間前にだしておけばよいかな。。)
卵2個(バターと一緒のタイミングで冷蔵からだしておく。

・砂糖(えぼねこは、黒糖粉末を。白砂糖でもおいしい)90g
・ドライいちじく 10-15粒&ラム酒おちょこ2-3杯or More&メープルシロップ適当(ラム酒でひたひたにして、柔らかく。数時間おいたら、小鍋にうつして煮る。10分くらい煮たらメープルシロップを入れて火を止めてそのまま冷ます。)

この写真、ドライいちじくがでれんと、下にニコちゃんマークを描いてますが、粒の形を残して焼けばいちじくのしずく型が切ったときに出現します。ラム酒、メープルシロップを少なめにして、柔らかくもどしすぎないこと。。。わたしはどぼどぼラム酒いれて、だらだらのいちじくになりました)

 

超簡単作り方!

  1. 型を用意する。(パウンド型がいいかな)型の内側に、バターを塗る。このバターは普段パンにつけるバター入れから取る。手で塗ると簡単で、でもその後手を洗ってる時に妙な満足感が得られます。)塗ったら、手を洗って、型は冷蔵庫にいれて待機させる。
  2. ボールにバターをいれてよく混ぜる。ハンドミキサーで白くクリーミーになるまで。木べらで混ぜてもいいですよ、疲れるけど。(バター混ぜるの頑張ってもらえればあとは楽です)
  3. 砂糖を少しずつまぜる。美味しそうなバタークリームになるまで。
  4. 卵を溶いて、少しずつバタークリームにいれる。ここは少しずつを守らないと、必ず、分離します。保証します。分離するとまずくなります。
  5. 粉を2回に分けて、木べらで良ーく混ぜる。グルグルしないこと。底からすくって上から生地を落とすイメージで優雅に。生地にツヤがでて粉が消えたらやめる。難しそうだけど簡単です。
  6. 型に生地をいれて、いちじくを好きなように散らす、埋め込む、などする。
  7. オーブンで40分焼く。温度は180度ほど。20分くらい経ったところで
  8. オーブンを覗いて動向をチェックする事。
  9. 膨らんで、表面が茶色になったら、オーブンから出して竹串で真ん中をさしてみる。竹串になんにもついてこなければオーケー。
  10. そのまま冷ます。いいにおいがしてすぐ切りたくなるはず。

MULINO BIANCO イタリアン朝食をつくろう

イタリアン朝食をつくろう!

- COPY of MULINO BIANCO LE MACINE

 

イタリアでの朝ご飯は、さっぱりとビスケットやクッキーなどで済ませる事も多いです。なので朝食を作ろう!といっても、このクッキーをつくってキャニスターに詰めれば、1週間の朝食を作った事になります。
最初イタリアへ住み始めたころは朝ご飯をしっかり食べないのに、美食の国に来てやる気(食い気)まんまんだった私は、かなりがっかりしましたが、夕飯を夜中まで食べている事も多いので、そのうち朝ご飯はお腹に入らないことが身にしみて分かってきました。

朝は軽くしないとバランスがとれないのです。というか夜の胃もたれが解消しないのです。


大手メーカーであるMULINO BIANCO(ムリーノビアンコ)は、超大手パスタメーカー、BARILLA(バリッラ)社の傘下で、イタリア中のスーパーで買えます。

わたしは、LE MACINE(マチーネ)車輪のかたちをしたクッキーがお気に入りでよく朝に珈琲と食べていました。このMULINO BIANCO社のホームページを見ると、なんとレシピが書いてありましたので早速試しに焼いてみました。

かなりさっぱりとした味で、家族からは“インパクトない味だね” などと言われましたが、2、3個食べると、だんだんはまる味です。飽きがこないので沢山食べられるのです。ふふふ、そらみろ。

1週間分と思って焼いたのに、週末で食べてしまいました。いきなり、私も家族から評価が上がりました。

またつくってね!と家族からせがまれますので、、次回作る時に、レシピを掲載します!

 

 

Appleアクセサリー

クッキーにつけるアクセサリーとしてミニアップルを試作してみる。
作り出すと止まらなくなる。。。。300個つくってしまった!

粘土に黄色を混ぜ成形して後で エナメル赤を。

ワイヤーをさしてみる。

葉っぱも作ってみる事にする。
ワイヤーの葉脈に、緑の紙を貼ってみた。

作っている週にSteeve Jobsさんがお亡くなりになる。直近に、彼とゲイツ氏の青春を描いた映画を見ていた。
リンゴって素直に万人に受けて印象にのこるもんなあ。

CHOXI+

CHOXI+
チョキシプラス
一見ただの、チョコレートバー。おみやげ。

ぼけーっとかじりながら、チョコバーの裏面を読むと、、、

**摂取量25グラムを毎日取る事をお勧め致します。

なーんて書いてある!なんで?いいの?薬ぽいけど。

摂取量なんて書いてあると、まるでチョコレートを食べるのが義務のようですね。

しかし。ここは甘い物好き、よろこんで課された量を摂取すべくパリ、もぐもぐ。

フーン、カカオは体にいいんだなぁ。。。なんて感慨深く25グラムなんてペロリと
味わってしまいます。25グラムは義務じゃなくって、25グラムでやめておきなさい、っていう但し書きに見えてきました。

チョコレート好き、チョコホリックって元気そうな人が多いけど、カカオ25グラム以上摂取してるだろうな~。元気だから、沢山たべられるのか、もしくは沢山たべるから元気なのか。

ANTIOXIDANTS CACAO BAR です。パッケージ、重要です。
食べ方、味わい方、左右されますね。

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